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中国語の練習に子どもがAIの活用してみた場合【年長児Hくんのケース】

 

ここ数年、AIの翻訳技術も高くなり、Google翻訳も精度が上がったと感じているのは私だけではないと思われます。

AI技術は、現代には欠かせません。

その、AIが生まれた時から存在する今の子どもたち世代。もはや、教育のあり方さえ問われ始めました。

 

今回は、ちょっと難しいこのテーマ。中国語における、AIのメリット・デメリットについて、実際に生徒にもヒヤリングしたことなどを含めて、ブログを書きたいと思います。

今回のブログは、3月に書いていたモノですので、岐阜県の早春の画像が散りばめられており、若干の季節感がずれています。あらかじめご了承くださいませ。

 

前のブログはこちら

 

1、AI活用メリット

2、AI活用デメリット

3、AIどうつきあうか?

4、まとめ

1、AI活用メリット

当教室の生徒(Hくん:年長児)の自宅にはアレクサがあり、中国語の学習にも活用しています。

レッスン受講中に、

「アレクサに、わからないことを聞いているよ。」

と話していたので、やや驚きましたが、自宅にアレクサがあるなら使わない手はないだろうし、Hくんにとっては家族のようなものかな・・という考えでレッスンを進めてきました。

実際に、Hくんの中国語学習意欲は優れており、積極的に中国語を話すことができています。好奇心旺盛な、幼児にとって

「知りたい」

と思ったときに、そばにいて中国語対応してくれるアレクサは魅力です。わからないことを、アレクサに投げかけさえすれば、疑問も解決します。そうすると、次のステップに進める!つまりは、次なるワクワクが待っているわけです。まとめると。。

①知りたいことがすぐわかる

②知りたいことが1人で解決できる(可能性が高い)

③まちがえない

といったところでしょうか?

ちなみに、HくんにAIのメリットを聞いてみると。。

「計算は、速くて間違えない。」

でした。当たっていますね。さすがは鋭い感性です。しかし、このメリットはメリットでもあり、デメリットでもあるというのが、私の考えです。どういうことなのか?を、まとめのところで、詳しく書きます。

 

2、AI活用デメリット

デメリットは、Hくんとのレッスンで発見しました。もちろん、見つけようと思って見つけようとした訳ではありません。

個人的には、AI肯定派です。(使い方によっては。という意味です)

 

どんな時かというと。。。 こちらからの質問に対して、わからないことがあった時です。その時に、

「アレクサ、〇〇って何ていうの?」

という質問をアレクサに向かって話しました。友だちに気軽に聞くという感じに、声がけをしていました。

デメリットとは、この友だち感覚に陥る。エスカレートすると、依存しすぎるのではないか?という点であるということ。オンラインとはいえ、対面でのレッスンの中においては、間違えたとしても、自分で考えたことをアウトプットすることが最重要です。

人間は、間違えてしまうからこそ、繰り返し練習する必要がある。模範解答をすることが、最重要事項ではありません。

 

実践の中で、とても考えさせられた案件でした。

ただ、ここで申し上げておきたいことが1つあります。決して、Hくんの言動は至って自然なことであるということです。

なぜなら、子どもは環境に適応できる能力があるためです。

たまたま、Hくんの家にはアレクサがあった。そのアレクサを使って、中国語学習をしている。たまたま、レッスンの時に、アレクサに話しかけたというだけのことです。

友だちだと錯覚してしまうほどの、影響力を及ぼす力があるということ。AIと、人間が対等であれば良いのですが、支配されてしまうこともある程度、予想しなければならない。。と今回考えさせられました。

 

3、AIどうつきあうか?

難しい問題を、提起してしまいました。

このブログを書いているときに、ChatGBTが日本国内でも話題になり始めたので少し触れつつ、AIとどうつきあうか?考えてみたいと思います。

語学学習と、AIの相性は良いというのが教育業界では言われていることのようです。実際、私もそう感じることが増えてきたというのが本当のところです。

 

こんなことがありました

前述した通り、Hくんに、AIの良いところは、計算が正しい。間違えない。ということでした。

それで、良くないところは?という質問もしたので、書いてみたいと思います。

AIの良くないところは、漢字とかが苦手。AIが間違えていても、その間違えに気づいていないのかな・・。質問を変えても、同じ答え(間違った)しか返ってこない。

こんな返事が返ってきました。

まとめ

この建物は、岐阜市庁舎です。
この建物は、岐阜市庁舎です。

 

いつでも、どこでもAIを活用できるのは大きなメリットです。人間とは違って、間違えることが少なく、不必要なことを言ってトラブルを起こすということは少ないでしょう。

ここで、重要なのは学習しようとしている言語力ではなく、まずAIが理解できる母国語での表現力無くしては、AIから正しい情報をえられないということになると思われます。

子どもたちは、デジタル機器を難なく使ってしまうので、大人からするとなんでもできてしまうのではないか?大人が出る幕は、ないのでは?と思いがちになるかもしれません。しかし、前述した通り、AIに的外れな質問をしたとしても、正しい答えは返ってきません。

 

楽しく使いこなすには、どうしたらよいのか?

 

多種多様な学習方法選択肢が多く存在する現在。自分自身で学習方法を工夫する必要がありますね。新しいことにも、柔軟な心で対応できる力が試されていますね。すぐに、あきらめてしまってはせっかくの文明の利器を使うことができなくなってしまう可能性があります。

昨年まで正しいと思っていた情報が、そうではないというような事態が起こりうる時代だからこそ、従来の学習方法の工夫の仕方が本当に正しいのかどうか?子どもの年齢に合わせた内容であるのか?ということなどを保護者と一緒に考えてゆきたいと考えています。