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「もう一度、中国語を親子で楽しみたい」【5歳児のEちゃんの体験レッスンブログ】

2学期も始まり、日常が戻ってまいりました。
先月は、鵜飼船に乗ったこともきっかけで、つい先日は、岐阜市立博物館の企画展 鵜飼〜篝火か織り成す伝統漁〜に足を運んだりして、夏の終わりをじっくりとかみしめていました。

岐阜県民ですが、鵜飼は初めてなので分からないことだらけだったので、企画展に足を運べたことで鵜飼のことは、理解できたと自負しております。

そして、岐阜県美術館で開催された、岐阜市出身の絵本作家のわかやまけんさんの、企画展示のトークイベントにも行ってきました。中国語訳もされている、こぐまちゃんとしろくまちゃんは、みなさんもきっとご存知だと思われます。

今回は、この企画展で撮影した画像と共に、「もう一度、中国語を親子で楽しみたい!」5歳児Yちゃんの、体験レッスンブログを、お届けいたします。

 

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9月24日(日)午前9時から、体験レッスンを行いました。

EちゃんのPF

3年程度、海外での暮らしをしていたというYちゃん。
Eちゃんはの通っていた幼稚園では、英語・中国語での生活だったとか・・ 恵まれた環境の中で、楽しい幼児期を過ごせていたとのこと。

日本に帰国してからは、英語は続けているとのことでしたが、中国語は久しく触れていない・・ これでは、せっかく習った中国語を忘れてしまうのではないか?体験レッスン前に、Eちゃんのお母様からは、そんなお悩みを聞いていました。

 

おっしゃれるのは、最もですね・・ Eちゃんに限らず、幼児は外国語習得能力を伸ばすには、最適な時期。覚えるのは、とんでもなく速いのですが、反面忘れることも速いということは、これまでのブログでもお伝えしておりました。

今回の体験レッスンの目標を3つ掲げました。

①インプットされた中国語を、まずは思い出してみる
②思い出した中国語を、楽しくアウトプットしてみる
③わからない時は、日本語で考えていることを表現する

 

①インプットされた中国語を、まずは思い出してみる

事前に、Eちゃんの習っていた中国語をお母様に、確認。
その際は、あいさつ、自分の名前、数字、動物の名前などは覚えているような話だったので、今回は数字の1から6までをまずはインプット・アウトプット。

中国語経験があるので、時間を追うごとに「さようならは、覚えている。」「どういたしましては、習っていない。」など、素直に話をする様子が見受けられ、レッスンはとてもやりやすかったというのが印象でした。

初めてのレッスンということもあり、ゆっくりとした日本語で。そして、わかりやすい表現で、Eちゃんに接したこともあって、気持ちに余裕を持って、レッスンに臨めていたように見受けられました。

②思い出した中国語を、楽しくアウトプットしてみる

海外の幼稚園に通っていた生徒、通っている最中の生徒が当教室には数人在籍しています。
そのため、少しだけですがどんな中国語の授業をしている、していたか?は、イメージができます。

ピンインについては、今回6つの母音を行ったのですが、やはりカードを見ればピンインの音声を思い出せていたようでした。音声を聞いて、一緒にアウトプットしながら段々と記憶が蘇ったような表情をしていたのが印象出来でした。

記憶が記憶を呼び覚ます。といったところでしょうか?思い出せることで、自信も持てていったEちゃんでした。まずは、この点が重要ですね。楽しく思い出せること。中国語に触れた楽しい思い出が、多ければ多いほど、モチベーションが上がり、自己管理能力が磨かれます。

長期的目標は、中国語習得です。しかし習得のために一番必要なのは、能力です。語学能力ではなく、続ける能力のことです。
では、続ける能力はどうすれば養えるかは?どう楽しむか?楽しむことができるか?だと常に思っています。

Eちゃんは、今日その一歩を踏み出したといったところですね。

 

 

③わからない時は、日本語で考えていることを表現する

体験レッスン後、Eちゃんのお母様は、

「英語のオンラインレッスンでは、ネイティブの先生なのでそれはそれで、良いのですが・・日本語での理解もある程度必要だと思うことがあるんです。」

と、おっしゃれた後に更に、

「中国語再開にあたっては、ある程度日本語での説明が必要だと思っています。そうでないと、本心が伝わりにくいのではないか?と考えています。」

こちらが、案内しようとしたことをずばり質問してくださったので、大変話が早かったです。おっしゃられる通りです。幼児の場合。特に、オンラインレッスンの場合は、気分によって前回できたことができなかったり。また、家の中では中国語でアウトプットできるのに、レッスンになると、できたりできなかったりすることは、よくあることです。

わからないことは、あって当たり前。はずかしくない。それよりも、わからないということを、伝えることの方が大事。だからこそ、子どもたちが積極的に気持ちを伝えやすい教育環境を作るのが周りの大人たちの役割だと思うのです。

 

まとめ

幼児のオンラインレッスンで、気をつけていること。
繰り返し、お伝えしていますが、子どもの発する声だけではなく、発しようとしている声にならない声。または、声にしたいけど、できない、どうしたら良いのか?迷ったりしているその心の中にある声に耳を傾けるようにしています。

子どもが、わからないこと(疑問)に出会った時、考えさせる習慣を身につけるように常日頃提唱しています。このことは、中国語を学習するときに限らず、さまざまな場面で必要なスキルといえます。

幼児は、幼児の日本語能力で構いません。その都度、日本語も介しながら中国語を習得できるのが理想ですね。

 

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