12月レッスンレポート
十二支。
これまで習った動物の名前の復習も兼ねて、楽しく学習。
すべての動物の名前を知っているわけではないため、わかるところから解答。
ねずみ、とり、さる、へび、たつのあたりが少々難解だったようで、あれこれと想像を巡らせてヒントをねだり気味なAちゃん。
中国語でヒントを少しだけ話すかおり先生。
12月26日のレッスンが今年度最後。
「今日はお楽しみ会みたいな感じのレッスンにするね。」
レッスン前に、言葉がけしたことでいつもよりも少し気持ちに余裕を持て、リラックスできていたように感じました。
ちょっぴり遊びの要素を含んだ内容にしました。
リスニング
この澄んだ景色のように、耳を済ませることで効果を得られるリスニング。
Aちゃんは、ピアノも習っているので、そのあたりは研ぎ澄ませ荒れていると思われます。
新たに今年度チャレンジしたテキストは複数あります。
今回のリスニングは、
「那是我的帽子。这是我的手。这是我的右手(左手)。」
「这是自行车。这是我的。这是我的自行车。」
という内容。聞いたらすぐ真似してみる!という目標はクリア。ちょっとずつの量を、継続しています。
各テキストを1冊丸々っと学習することももちろん大切です。
しかし、そうは言ってもすべてが活用できるばかりとは限りません。ぴったり!と思える完璧なテキストはなかなか存在しないと感じます。
そのため、今年度は聴く中国語などからも一部チョイスしてレッスンに取り入れたりすることにもチャレンジ。Aちゃん自身はとても楽しかったようでした。
そう思えるのも、きっと日々の積み重ねがあるからでしょう。
「毎日数分しか勉強しません。でも、何も言わなくても1人でしっかり早朝勉強しています。」
お母様から、今月も度々このような報告がありました。
国の名前を中国語で
国の名前を中国語で言えるようになりました。
国名を使った会話は、「我是○○人。」などで、滅多に使うことはありませんが、少し練習。
人=renということを学習。
Aちゃんはすでに4年生であることもあり、100年前の世界一周というタイトルの写真集を活用して、タイムマシーンに乗りました!?
今見ている世界とは、全く違う100年前の世界。
写真=黒白と思われがちですが、結構カラーのページもあります。実際に見ることはできなくても、イメージだけでもしやすいかなと思って、これまで習った国の名前を100年前の写真を見ながらアウトプット。
印度 英国 上海 日本 美国。
Aちゃんにとっては、不思議な世界だったのか何ページも見ようとしておりました。好奇心旺盛です。
そして、こんな風に話していました。
「アメリカは100年前も、進んでいた。すごい。」
率直な意見。そのほかには、
「昔より今の方が絶対に良い。」
なかなか興味深い意見。そういったことは、中国語ですべて話しているわけではありません。限られた中国語のレッスンで、国際理解も少しカリキュラムの要素に含めています。
今回は私の私物の写真集で、海外の風景を見たりすることで、自国・他国の異文化を知る。そして、まずは受け入れることの大切さをAちゃんに話しました。
100年前は日本では和服。
中国では、チャイナ服に弁罰だったので、この画像を添付してみました。この髪型についてのAちゃんの反応は、
「髪型、どうなっているの?」
イラストで見るとまだましですが、やはり写真だとなかなか衝撃的です。刺激が強かったかな・・
写真集を見ながら、私もいつのまにか100年前の世界に引き込まれたのでした。物思いに耽りたくなりました。
今年度も楽しい学習ができました
英語、絵画、バレエ、ピアノ。そして、中国語。
どの習い事も、楽しく続けています。
どの習い事もそれぞれの世界があり、関わる友達・大人がいるわけです。
中国語を通して私の1番伝えたい教育観。それは、中国語を知ることで日本語も深めること。
中国語が流暢に話せるようになることは最終目的ではありますが、ある程度上達したら中国人講師と会話練習することはAちゃんにも、推奨しています。
私が得意としているのは導入レッスンです。よって、まずは日本語でのコミュニケーションを図れることがとても重要であるといえます。
Aちゃんの話に戻しますが、漢字という素晴らしく研究された文字を使いこなすことの楽しさを生徒に教えることで、自身の学びにもなっています。